高齢化社会がどんどん進んでいる現在の日本。

そんな中、欠かせない存在である介護施設。

ですが人手不足や人件費の増加などで経営が困難な介護施設も多く、倒産に追い込まれる介護施設が後を絶たない。

そんな経営者のために本記事では2019年最新の介護施設が資金調達に成功する10の法則と介護報酬ファクタリングについてご紹介していきます。

【2019年最新】介護施設が資金調達に成功する10の法則と介護報酬ファクタリングについて

本記事でわかること
    • ①介護報酬ファクタリングとは
    • ②医療ファクタリングの種類
    • ③介護報酬ファクタリングの仕組み
    • ④介護報酬ファクタリングの流れ
    • ⑤介護報酬ファクタリングで利用できる債権の種類と業種
    • ⑥介護報酬ファクタリングを利用する理由とメリット
      ⑦介護報酬ファクタリングのデメリット
    • ⑧介護報酬ファクタリングのポイント
      ⑨介護報酬ファクタリングの審査は?
      ⑩介護報酬ファクタリングの手数料は?
      ⑪介護報酬ファクタリング会社の大手はどこ?
    • ⑫おすすめの介護報酬ファクタリング会社の比較

①介護報酬ファクタリングとは

介護報酬ファクタリングとは簡単にまとめると、レセプト(介護報酬債権)を早期資金化できるサービスです。

通常介護施設は支払基金(国保連等)に介護報酬を請求し、2ヶ月後に振り込まれる形になります。

その2ヶ月のタイムラグを早期化してくれるのが介護報酬ファクタリングになります。

介護報酬ファクタリングには2種類の取引形態があり、2社間と3社間の取引形態があります。

上記図は3社間での介護報酬ファクタリングを図解で解説したものになります。

一般的に3社間ファクタリングが手数料が安く、多くのファクタリング会社で利用されています。

2社間と3社間についての正解はなく、利用者の状況によって選ぶのが正しい選択になります。

2社間と3社間の違いについては以下で詳しくまとめていますので合わせてお読みください。

②医療ファクタリングの種類

介護報酬ファクタリングは医療ファクタリングの中の1つになります。

医療ファクタリングは3種類で構成されていて

  • 診療報酬ファクタリング
  • 調剤報酬ファクタリング
  • 介護報酬ファクタリング

この3つを総称して医療ファクタリングと言われています。

その中の1つに介護報酬ファクタリングがあります。

 

介護報酬ファクタリングは介護施設や障害者施設、デイサービスなどの場合に利用できるファクタリングです。

 

困惑してしまう方もいますが、間違えないようにご注意ください。

③介護報酬ファクタリングの仕組み

介護報酬ファクタリングは、ファクタリング会社と契約後、2ヶ月分(前月、当月)の介護報酬債権をファクタリング会社が買い取り、手数料を引いた残りの介護報酬を当月にまとめて入金する仕組みになっています。

上記では2ヶ月分と記載していますがファクタリング会社によっては1~5ヶ月分を買取可能な会社もあります。

介護報酬が毎月100万円の場合を例にあげると

掛目は80%

手数料は3%

100万円✕80%=80万円が買い取り可能額。

残り20%の20万円は保留金で2ヶ月後あたりで入金。

100万円✕3%=3万円の手数料。

80万円ー3万円=77万円の早期資金化可能。

残り20万円の保留金は2ヶ月後なので、それを合計すると97万円。

 

介護報酬ファクタリングを提供している会社を選ぶ場合は手数料や掛目。資金化までの期間をチェックして比較する必要があります。

 

④介護報酬ファクタリングの流れ

通常は支払基金にレセプトを請求し、2ヶ月後に入金されるのが一般的です。

ですが介護報酬ファクタリングを利用するとこのような流れになります。

<介護報酬ファクタリングを使った介護施設のレセプト請求の流れ>

①ファクタリング会社と契約→レセプト債権(国保連)がファクタリング会社に移行

②ファクタリング会社→介護施設にレセ買い取り金額(手数料を引いた分)2ヶ月分を振込み

③国保連からの振込先がファクタリング会社になる。
(国保連は支払先があなたの介護施設からファクタリング会社に変更されただけ)

 

⑤介護報酬ファクタリングで利用できる債権の種類と業種

介護報酬ファクタリングは債権を買い取って早期現金化するのですが、介護報酬ファクタリングで一般的に買い取り可能な債権は以下なります。(ファクタリング会社によって異なります)

介護報酬ファクタリングの買い取り可能な債権一覧

  • 自立支援給付費(総合支援給付費)
  • 介護給付費
  • 特例介護給付費
  • 訓練等給付費
  • 特例訓練等給付費
  • 特定障害者特別給付費
  • 移動支援事業費
  • 日中一時支援事業費
  • 訪問入浴サービス事業費
  • 障害児通所給付費
  • 特例障害児通所給付費
  • 肢体不自由児通所医療費
  • 障害児入院給付費など

これ以外にも、ファクタリング対象となる給付費等は様々ありますので、問い合わせしてみましょう。

 

利用可能な職種

介護施設、社会福祉法人、デイサービス、障害者施設、訪問介護など

⑥介護報酬ファクタリングを利用する理由とメリット

  • 銀行で融資を断られた方でも利用可能
  • 借入金ではないので負債にはならない
  • 保証人をや担保は不要。
  • 個人情報を調べられたくない
  • 銀行の融資だと時間がかかる、待てない
  • 個人カードの支払いが差し迫っている
  • 施設拡大・新しい設備投資の資金・M&Aの資金調達
  • スタッフ給料支払い日の現金不足
  • 慰安旅行の資金不足
  • レセプト請求するのに国保連への手続きが面倒
  • 早期の資金調達(現金不足)
  • 自由に使える資金の調達(ファクタリングの使い道は経営者次第)
  • 他の理由で銀行口座に金額ボリュームがないといけない場合
  • 点数を引かれて入金されるぐらいなら、手数料を支払っても入金が早いファクタリングを利用したい介護施設

このような理由で介護施設ファクタリングを利用されている経営者の方が多いです。

お金が足りないなどのマイナスの部分から施設拡大などのプラスの部分など多種多様な形でファクタリングが利用されています。

ファクタリングの場合は使い道が自由というのも嬉しいポイントですね(会社によって用途が制限される場合もあり)

⑦介護報酬ファクタリングのデメリット

  • 介護報酬債権を全額買い取ってもらえない
  • 一度利用するとやめられない
  • 利益が減る

介護報酬債権を全額買い取ってもらえない

通常、介護報酬ファクタリングは70~90%の掛目が設定されています。

そのため額面の70~90%が買取対象になります。

100万円の90%だった場合は90万円が早期資金化可能になります。

この掛目がファクタリング会社によって異なり基本的には全額買い取りできません。

中にはレセプトの全額を買い取ってくれる会社もありますが、その分手数料が高くなってしまいます。

ですのでより多くの現金が必要な場合は掛目をチェックして会社を比較していきましょう。

 

一度利用するとやめられない

一度介護報酬ファクタリングを利用すると早期資金化できるためなかなかやめることができない。

そのため計画的な資金繰りなどが必要になります。

利益が減る

ファクタリングを利用すると早期資金ができるメリットがありますが、その分手数料が引かれます。

手数料が引かれる分、それだけ利益が減ります。

微々たる手数料なので大きな利益減にはなりませんが、早期資金化するか?利益重視か?どっちがいいのか判断しましょう。

これが介護報酬ファクタリングのデメリットになります。

 

⑧介護報酬ファクタリングのポイント

  • 銀行融資を使わない、新しい資金調達法(国も推奨している)
  • 介護報酬債権(レセプト債権)を買取る資金調達法
  • 審査も緩く、保証人も必要ない、担保という概念もなし
  • 一般業種のような焦げ付き(倒産)もなく、売掛金を回収できる
  • ファクタリングは債権買取りのため、融資や貸金ではない

 

経営者本人の信用情報がブラックでも納税未納でも信用情報の照会はおこなわないので問題なく利用できます。

上記の理由から審査もかなり緩く、保証人も必要ないので利用ハードルがかなり低いです。

面倒な手続きなく、資金繰りが楽になりキャッシュフローの改善に大きく貢献します。

 

⑨介護報酬ファクタリングの審査は?

そもそも銀行の審査などとは全く違います。

ファクタリングは銀行の融資や貸金ではありません。

そのため経営者の信用情報などの照会もなく保証人も不要です。

 

  • 貸金、融資ではないため、個人情報の審査も保証人も必要なし。
  • たとえ経営者自身の個人カードが焦げ付いていても関係なし

なのでブラックでも税金未納でも利用できる数少ない資金調達方法になります。

 

⑩介護報酬ファクタリングの手数料は?

手数料に関してですが一概に何%とは言えません。

各ファクタリング会社によって様々で、1.5%~10%など幅広いです。

安い会社だと1.5%~

一般的な手数料は3%~

高い会社だと5%~

上記は買い取り手数料になりますが、それ以外にも手数料があります。

  • 契約事務手数料(どこの会社でも発生する費用)
  • 契約における内容証明代
  • 書留郵便代
  • 振込手数料
  • 弁護士費用
  • 印紙代
  • 登記費用

買い取り手数料だけ見るのではなく、上記の手数料に関しても問い合わせして確認する必要があります。

 

⑪介護報酬ファクタリング会社の大手はどこ?

介護報酬ファクタリング会社の大手は

「リコーリース」になります。

株式会社リコーの子会社が運営するファクタリング会社で、介護報酬ファクタリングに特化したサービスを提供しています。

そのため介護報酬を有する方の申し込み者だけがファクタリングできます。

歴史も長く信用できる介護報酬ファクタリング会社になります。

その他介護報酬ファクタリングの会社一覧

  • ビートレーディング
  • H・ファクター
  • ファクタリングジャパン
  • ベストファクター
  • 株式会社GCM
  • 東信商事
  • アクリーティブ
  • エムスリードクターサポート
  • エヌエスパートナーズ
  • サンクチュアアセットマネジメント
  • フォーチュンパートナーズ
  • シーエスプランニング
  • クレディート

 

⑫おすすめの介護報酬ファクタリング会社の比較

正直、おすすめはこの会社です!と断言できないんですよね。

利用する方によって良い会社にもなれば悪い会社にもなるからです。

そのため、総合的に良いファクタリング会社をランキング形式でご紹介します。

1位 H・ファクター

歴史はまだまだ浅いですが医療・介護に特化したファクタリングサービスを提供するH・ファクター。

手数料も公開されていて1.5%~と最安値級。8000万円以上の大口だと0.95%~と良心的。

30億円以上のファクタリングに対応していて、2億以上のファクタリング実績もあります。

会社自体は歴史が浅いですが、実績はしっかりある会社ということで評価されています。

ファクタリングの情報は開示されていますし、透明性のある会社と言えます。

2位 リコーリース

設立1976年と歴史のある介護報酬に特化したファクタリング会社のリコーリース。

リコーの子会社である安心感と資本金78億円という資金力。

手数料などの詳細は状況によって異なるため公式サイトに記載されていませんでした。

安心感という観点から見れば一番信用できる会社になります。

大手ということもあり、融通が効きづらい反面もあります。

3位 ビートレーディング

全体的にバランスがとれているビートレーディング。

買い取り実績もあり、少額取引にも対応してくれる数少ないファクタリング会社です。

掛目に関しては記載がなく、どのぐらい買い取り可能なのか不明なためその点は問い合わせして確認するべきです。

手数料は2%~と比較的低価格な手数料になります。

ビートレデーィングは個人事業主でも利用できるメリットもあり、全体的にバランスがとれているのがわかると思います。

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